あなたは大丈夫?自分の気持ちがわからない不感症女子が急増中
現代社会がそうさせた?!
女性が社会で適応していくのに、一番必要ないのは「感情」です。
ちゃんとした大人として子供を育てたり、会社で働いたりする場合、
自分の気持ちをいちいち感じていては、他人のペースや時代に合わせる
ことができなくなってしまうからです。
ではなぜ、今、感情を取り戻す必要があるのでしょうか?
感情がわからないことで起こる問題
誰かの基準を採用し、判断している
自分の気持ちがわからない時は、人は無意識に
誰かの意見を採用して、それを自分の意見だと思い込んでいたり、
世間一般に言われていることを、あたかも自分の意見だとおもう節があります。
自分が本当に望むものがわからなくなってしまうと、
全く好きでもないものを好きだと思ったり、
興味のない仕事を好きだと思い込んで長年やっていた、という方もいます。
正解を外に探しに行く。迷走する。
自分の気持ちに注目していない場合、
人は常に答えが自分の外にあると思い込んでいます。
自分の気持ちを一番優先するために
自分の内に答えを探さなければいけないのですが
自分の気持ちより、自分の意見より
他人の方が正しいと信じてしまっているので、
他人、ネットの情報、世間の意見なんかにとらわれてしまうのです。
そうするとどうなるか。
自分の意見や気持ちを代弁してくれるような他人を探し求めたり、
どこかに自分が求めている正解が落ちてるのではないか、と迷走したりします。
いつまでも変わらない自分にうんざりする。
こうしてぐるぐるとしているうちに自分を信じる事を諦め、
いつの間にか「どうせ私は変わらない」とうんざりしてしまいがちです。
そんな経験、あなたにはありませんか?
結論:感情を感じることも練習が必要
長い間、感情に蓋をして生きてきた私たちは、感情を感じる練習が必要です。
自分の気持ちに耳を傾ける静かな時間を意識してとることが大事になります。
毎日の仕事、家事、子育てに追われるのもわかるのですが、
深呼吸して、
自分のために、
今私は何を感じているのか。
何かするたびに立ち止まり、自分の心に聞くことを練習してみてください。
最初は何も聞こえないかもしれません。
それはあなたが長い間、自分の声を無視してしまってきたから
なかなか聞こえなくなっているだけです。
ネガティブな気持ちを感じるのが嫌で、避けてきた場合は
ポジティブな気持ちも感じるのが下手になる場合が多いです。
(本当は感情にネガティブもポジティブもないのですが)
感情にいい悪い、は本当はありません(これはまた別の機会にじっくりお話ししますね)
「悲しい」「悔しい」「切ない」「やりきれない」「虚しい」「イラつく」「ムカつく」「寂しい」「腹が立つ」「逆撫でされた気分」「馬鹿にされた気分」「しんどい」「がっかり」「馬鹿みたい」「ショック」「やってられない」「落ち込む」「沈む」
ちっちゃなことでいいんです。
あなたのふと沸き起こった気持ちをなかったことにしない。
それが大事な一歩です。
感じることが苦手だった講座生の変化
私の講座では自分の気持ちがわからない人たちが自分の気持ちを受け止めるだけで、次のように変わっていきました。
- 仕事を任せられないガチガチの真面目人間だったが、後輩に仕事を丸投げ、手を出さずに信じて見守れるようになる。結果、信頼された後輩たちの活躍により、チーム力がアップし、総合的には仕事が肉体的にも精神的にも楽になった上に会社からの評価が上がり昇給につながった。
- 飲酒すると繰り返される夫からの暴力を振るわれていたが、夫との境界線をきちんと引けるようになったことで、夫の暴力がなくなり今は、別人のように優しくなった。
- 毎日疲れ果てて夜勤から帰ってきて菓子パンを水で流し込むのが精一杯だった人が、20年ぶりに目玉焼きを好みの焼き加減でやき、丁寧にバターを塗った食パンを自分のためだけに作ってあげられた。この時、体の底から「自分のために動いてあげた」という喜びでいっぱいになり、泣きながら食べた朝食の味は忘れられない。
いずれも、目の前に起きている現象に対して何か対策をとったわけではありません。
自分の気持ちを把握する、受け止める、理解する、わかってあげる。それだけのことをしたまでです。しかし、その威力は計り知れませんね。
まとめ
自分の気持ちがわからないことのデメリット、自分の気持ちをわかってあげるメリットをお話ししました。